だいぶ暑くなってきましたね。
ここ数ヶ月は戦時中あたりの歴史にはまり、いろいろと本を読んだり調べたりしています。
そしたら、ここ数年の自分の歴史観が大間違いだったことに気づきまして💦去年から書いている歴史についての記事は近いうちに訂正しないといけないです🙇
気付いた原因は主に「満州国」に興味を持ちいろんな本などを読んだり調べたからなんです。
またそのことについては改めて詳しく書きたいと思っています。
それで、今回は終戦後の満州国での様子が書かれている2014年の終戦69年TBSドラマスペシャル「遠い約束 星になったこどもたち」を見ました。
1945年8月9日にソ連が満州国に侵攻し、満州に住んでいた日本人が大変な目に合い日本に帰れなくなった人もいたり、子供は中国の人に育ててもらった人もいる、などということまでは知っていたのですが、詳しいことは知りませんでした。
それで今回それがテーマのドラマを見つけたので見ました。
関東軍の兵士だった戸田英一(松山ケンイチ)や満州の学校の先生だった水野有希子(二階堂ふみ)とその生徒の子供たちが避難所で生きる姿を描いた物語です。
元になった小説等はこちらです。
「満州の星くずと散った子どもたちの遺書 新京敷島地区難民収容所の孤児たち」増田昭一
その他が元になっているそうです。
やっぱり映像で見るとすごくリアリティがありますね。
想像以上に過酷で、戦争というのは残酷だなと痛感しました。
満州は冬はマイナス20度くらいになるらしく、その中でほとんど屋外のようなところで避難してたくさんの人が亡くなったようです。
満州国に移住するのを国が推奨していたようですが、土地が手に入るとかいい暮らしができる、という他にも満州国に行けば兵隊に取られない、ということも言われていたようです。
そういう理由で渡満する人も多かったんじゃないかなと思いました。
でも、戦争も後期になると満州国にいてもそこで兵隊に召集されることが結構あったみたいです。
日本にいても空襲や原爆などで大変でしたが、満州はまた違う大変さがあったんですよね。
戦争中は関東軍は国民を守ってくれるとみんな信じていたようですが、敗戦してすぐ守るどころか逃げたそうです。この映画でもちらっと言っています
他の本で読みましたが、軍の上の人たちは国民を捨ててすぐに軍用機で日本に帰ったりしたみたいです。
満州のことは関心がある人以外は「戦時中日本が作った国」というのはわかっていてもそれ以上のことはあまり知らなかったりしますよね。
けど、満州国のことを調べれば戦争のことがだいぶ見えてきます。
右翼系の人は日中戦争以外の日米の戦争のことにしか言及しませんが(私もそうでした・・)、日中戦争の資料が少ないのもありますが正直日本にとって都合が悪すぎるから日中戦争のことは言わないのだと思いますね。
U-NEXTで見れます。U-NEXTは結構昔のドラマとかも見れたりしていいですよね。
それにしても、私が把握してないだけかもしれないけど2010年代までは結構戦争をテーマにしたドラマスペシャルも結構あったんですよ。
戦争は昔のことではあるけど、関心を持っていたら今起こっていることとか理解が深まりますね。
記事を書いていたら遅くなってしまいました💦
よい週末をお過ごしください🍀